2017年10月2日月曜日

平均給与は4年連続で増加し422万円



国税庁




「平成28年分民間給与実態統計調査」




を公表しました。





◆給与所得者の約6割は400万円以下
 




調査結果によると、




1年を通じて勤務した




給与所得者数は4869万人




(男性2862万人、女性2007万人)で、




1人当たりの平均給与は




前年比0.3%増の422万円




(平均年齢46歳、平均勤続年数12年)




となり、4年連続の増加となりました。





なお、男女別の平均給与は、




男性521万円、




女性280万円となっています。





一方、給与階級別分布をみると




300万円超400万円以下が




最も多く854万人(構成比17.5%)、




次いで200万円超300万円以下が




796万人(同16.3%)となっており、




400万円以下の給与所得者は





合計2782万人と




全体の57.1%を占めています。





また、事業所規模別の平均給与をみると、




従事員10人未満の事業所では339万円




(男性420万円、女性242万円)、




10~29人では393万円




(男性476万円、女性268万円)




となっています。






◆税額の半分は1千万円超の給与所得者





給与所得者のうち4112万人




源泉徴収により所得税を納税しており、




その税額は9兆418億円で




給与総額に占める




税額の割合は4.73%でした。





また、給与階級別の税額をみると、




1千万円超の給与所得者は208万人で




全体の4.2%にすぎませんが、




その税額は合計4兆5167億円と




約半分49.9%)を占めています。





なお、今年から




給与所得控除の上限引下げにより、




給与収入1千万円超の場合の




控除額は220万円が上限となっています。









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