2016年5月16日月曜日

知っておきたい「地震保険」



◎地震保険とは……




地震・噴火・津波が原因の




火災・損壊・埋没・流出による損害を補償する保険で、




火災保険に付帯する方式での契約となります




(単独では契約できません)。




なお、火災保険だけでは、




地震による火災の損害は補償されません。





◎補償対象……




居住用建物と家財(生活用動産)が対象となります。




工場や事務所専用の建物、自動車、




30万円超の貴金属などは対象外です。





◎契約金額……




火災保険の契約金額の




30%~50%の範囲内で決めることができます。




ただし、建物は5千万円、




家財は1千万円が限度です。





◎保険料……




所在地(都道府県)や建物の構造により




保険料は異なります。




なお、地震保険料控除により、




所得税は最高5万円、




住民税は最高2万5千円を控除できます。





◎保険金の支払……




保険の対象である建物及び




家財の損害の程度に応じて、




「全損」、「半損」、「一部損」の




3段階に区分して損害認定をし、




全損は契約金額の100%、




半損は50%、




一部損は5%が支払われます。




なお、損害の程度が一定の基準を下回る場合は、




保険金支払の対象外となります。





◎損害認定の基準……




建物の場合は、主要構造部(土台、柱、壁、屋根等)の




損害額が時価の50%以上、





または焼失・流失した部分の床面積が




その建物の延床面積の70%以上である




損害が「全損」となります




「半損」は主要構造部が20%以上50%未満、




または延床面積の20%以上70%未満、




「一部損」は主要構造部が3%以上20%未満、




または建物が床上浸水もしくは地盤面より45cmを





超える浸水を受けて、全損・半損に至らない場合です。











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