今通常国会は、会期が延長され、
9月27日までとなりましたが、
これまでに以下のような改正法が成立しています
(4月以降に成立した主なもの)。
◎中小企業信用保険法の改正……
*地域の経済や雇用を担うNPO法人の
事業資金の調達を支援するため、
中小企業信用保険の対象に
一定のNPO法人を追加する、
*特別小口保険の対象となる
信用保証協会の保証割合について、
部分保証を導入する。
◎地域再生法の改正……
東京から地方へ本社機能を移転する場合や、
地方の企業が本社機能等を強化する場合に、
取得した建物等の投資減税や
雇用促進税制の特例を適用する、など。
◎不正競争防止法の改正……
営業秘密の保護強化のため、
*罰金額の引上げ及び犯罪収益の
没収等の措置を講じる、
*営業秘密侵害罪を非親告罪とする、
*営業秘密侵害の未遂行為を処罰対象にする、など。
◎特許法等の改正……
社員による職務発明について、
あらかじめ契約、勤務規則などで定めることで、
特許の権利を企業に帰属されることができる。
その代わり、発明者に対しては、
相当の金銭その他の経済上の
利益を受ける権利を与える、など。
◎道路交通法の改正……
*75歳以上の運転者が認知機能が
低下した場合に行われやすい
一定の違反行為をした際、
臨時に認知機能検査を行う、
*運転免許の種類として
準中型自動車免許を新設する、など。
◎裁判員の参加する刑事裁判に
関する法律の改正……
*審判に著しい長期間を
要する事件等等について、
例外的に裁判員の参加する
合議体で取り扱う事件から除外する、
*裁判員等選任手続において
犯罪被害者の氏名等の情報を
保護する規定を整備する、など。
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