2018年12月11日火曜日

今国会で成立した主な改正法等は


本日、第197回臨時国会が閉会します。



成立した主な改正法等は次のとおりです。




◎入管法等の改正……



人材確保が困難な業種における



外国人労働者の受入れ拡大を図るため、



新たな在留資格「特定技能」を創設します。



「特定技能1号」は



相当程度の知識又は経験を必要とする技能を持つ



外国人が対象となり、



在留期間は最長5年で、家族帯同は原則できません。



「特定技能2号」は



熟練した技能を持つ外国人が対象となり、



在留期間は更新可能で、家族帯同も認められます。



また、



法務省の外局として「出入国在留管理庁」を新設します。



一部を除き、31年(2019年)4月に施行。




◎水道法の改正……



水道事業の経営基盤の強化を図るため、



自治体が水道施設を所有したまま



運営権を民間事業者に設定できる



「コンセッション方式」を導入できるようにします。



また、



複数の自治体間の広域的な連携を推進するための措置が



講じられます。一部を除き、公布日から1年以内に施行。




◎入場券不正転売禁止法の創設……



スポーツや音楽などの興行に関する



チケットの不正転売を防止するため、



転売を禁止する旨が明示され、



販売時に本人確認を行っているなどの



要件を満たすチケットを対象に、



営利目的での転売を禁止し、罰則



(1年以下の懲役又は100万円以下の罰金)が



設けられました。



公布日から6ヵ月経過した日から施行。




◎新天皇の即位に関する祝日……



来年に限り、新天皇が即位される5月1日と、



「即位礼正殿の儀」が行われる



10月22日を祝日にします。



祝日に挟まれた日を休日とする祝日法の規定により、



来年のゴールデンウイークは10連休になります。





0 件のコメント:

コメントを投稿