2018年3月12日月曜日

「NISA」と「iDeCo」の主な特徴



◎NISA……



年間120万円を上限に買い付けた上場株式や



株式投資信託、ETF、REITなどの配当や売買益が



最長5年間、非課税となります。



NISA口座内に金融商品を保有したままで



非課税期間が終了した場合は、



翌年の非課税投資枠に移すロールオーバーも可能です



(時価が120万円を超える場合でも全額可能)。




 なお、NISA口座は同一年において



1人1口座しか開設できません。



また、他の口座(特定口座など)との損益通算や、



損失を翌年以降に繰り越しすることはできません。




◎つみたてNISA……



年間40万円を上限に買い付けた



一定の投資信託等の配当や売買益が最長20年間、



非課税となります。



投資対象は、



長期の積立・分散投資に適した一定要件を満たす



株式投資信託とETFで、



「1ヵ月に1回」など



定期的に一定金額の買付けを行う積立投資に限られます。




 なお、上記のNISAとは選択制であり、



同一年に両方の適用は受けられません。




◎iDeCo(個人型確定拠出年金)……



加入者が自ら運用を行い、



公的年金に上乗せして給付を受け取れる私的年金で、



基本的に60歳未満の全ての方が加入できます。



掛金は、加入者によって異なる限度額



(自営業者は月額6.8万円、



企業年金等がない会社員は月額2.3万円など)



が設けられており、全額所得控除の対象となります。



また、運用益も全額が非課税であり、



受取時も公的年金等控除



(一時金の場合は退職所得控除)が適用できます。




 なお、原則60歳まで途中で引き出すことはできません。




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